「マンガでよくわかる アドラー流子育て」の感想

参考:長男:3歳8か月 次男2歳

こんにちは。パパ二歳です。

本日は、初めてのブックレビューをしてみたいと思います。
私は高校生時代から読書が好きで、最近は月3冊ほど読んでおりますので、今後、少しずつレビューも紹介していきたいとおもいます。

「マンガでよくわかる アドラー流子育て」の感想【育児で悩む方へ読んでほしい一冊】

ずばり言います!
良かったです!

こちらの本は

  • おおらかな性格の方
  • 子どもの言動を、とにかく「待てる」方
  • 「あれしなさい」「これしなさい」と言えない方

に、ぜひ読んでいただきたいと思います。
自分の教育方針は間違っていないんだということを、後押ししてくれます。

私の教育方針として、すべて採用したいと思うほど、素敵な考え方の本でした。

ところどころにマンガが描かれており、
「あー、あるある」
と思うところもあり、読みやすかったです。

今回のレビューでは、響いた言葉を紹介していきます。

実際には、もっと多くの名言がありますが、12個に厳選してみました。

子どもを支配し、従わせることが子育ての目的ではありません

これに尽きます。
ズシンと響きました。

私は、子どもが言うことを聞いてくれなかったとき、常にこの言葉を思い出します。

「支配したいのは大人の都合だ。子どもを叱るのは間違っている」
「そうならないためには、工夫が必要だ」
「言うことを聞いてくれなくて、焦ってしまっている原因は、自分の準備不足だ」

と考え、落ち着いて子どもへ発する言葉を考えてから、気持ちを伝えるようにしています。

対等の友人として言葉をかけよう

極端な話、子どもに叱りたくなった時、
同じことを友達がしたら叱るかな?
同じことを妻がしたら叱るかな?
ということを考えます。

友達にも妻にも叱らないことを子どもに叱るのは、それは「支配」だと思います。

信頼関係を築こう

先ほどの言葉に似ていますが、親が感情的にならずに落ち着いて話しかけるイコール、「怒らない」ということに繋がるのですが、続けていると自然と信頼関係が築けてきます!
これは体感として非常に効果あります!

子どもも感情的にならずに落ち着てい聞いてくれて、子どもに伝わりやすい気がします。

このマインド、みなさんに伝わってほしいです。

これはいったい誰の課題か?

この考え方のおかげで子どもへの叱りが激減しました。
例えば、朝の保育園準備で時間が迫られた時、子どもを叱らないようになりました。

保育園に急いで行きたいのは、親が仕事に遅れたくないからです。

よって、保育園に時間通り預けることは親の課題であり、時間に追われてしまうことを解決するためには親が作戦を検討しなおす必要があると考え、その場で子供を叱らないようになりました。

子どもも、悪気があって保育園に行かないわけではないと思いますので、それで叱られても関係が悪くなるだけかと思いました。

努力や取り組んだ姿勢について認めましょう

出来ていたようで出来ていなかった気もします。
結果を誉めがちですが、取り組んだ姿勢もちゃんと見るようになりました。

この視点を持つと、子どもを誉めるポイントってたくさんあります。

シンカリオンの組み立てでも、
「上半身と下半身くっつけてー」
と言われた時に、
「はいよー」
と対応するのか、
「上半身と下半身という言葉を知っているのかい」
「太もものところの部品くっつけられたんだね」
と、細かく過程を見逃さないようになります。

危険な状況でないかぎり、不適切な行動には注目しない

これは、罰を与える親向けのメッセージで紹介されていました。
そもそも、私はアメとムチの作戦で子どもに言うことを聞かせることが好きではありません。
よっぽど、困ったときに、してしまうときは何度かありました。

罰を与えることのデメリットがたくさん本で紹介されています。

  • 罰する人がいないと悪いことをする
  • どうせ罰せられるのならば、やらないほうがマシ、とやる気がなくなる

たまに、『罰するのは楽そうだな』と思う時がありましたが、これからもしないように気を付けます。

適切な行動をしたときに、関心を示す

「かーしーて」
「どーおーぞ」

といったやりとりが兄弟から聞こえます。
こういったやりとりを聞き流すのではなく、

「そのお願いは、大事だよね」
「ケンカせずにおもちゃ交換できるのは嬉しいね」

と、すかさず関心を示すことで、おそらく息子たちは喜んでいますし、定着していってほしいなと、希望します。

子どもに完全であることを要求するのはやめましょう

当たり前ですけど、この考え方を持っているかどうかで、
「しょうがないなー」
と思えるのか
「まったくもう!」
となってしまうのか、変わると思いました。

子どもがどうしても聞き入れないときは、あっさりと引き下がりましょう。

引き下がるポイントが結構難しいですが、経験とカンで実践しています。
引き下がったら引き下がったで、
「あー受け入れちゃってよかったのかなー」
と自分の行動を悩みますし、
引き下がらずに、気分をそらして解決した時などは
「今の発想はナイスだったぞ、自分!」
と自己満足を感じる毎日です。

親も子も、自分が不完全であることを受け入れていること

このような関係を築きたいと思います。
もう少し、息子たちが大きくなったら。

親が解決しない

自立しなくなるそうです。
たしかにそうだと思いますし、子どもは勝手に学習して日々成長していると思います。
兄弟げんかをすぐにとめるのをやめました。

子どもを支え、ともに歩もう

親は、育てるのではなく、支えるものだと、おっしゃっています。
そうなのかーと、心が洗われました。
「育てる」という言葉が、責任感を重く感じますが、「支える」という言葉は、一緒にがんばろうという気持ちにさせてくれます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
私に響いた本であることは伝わったでしょうか。

育児系の本が、自己啓発本と違っていいところは、

すぐに実践できる

ところかと思います。
読んでみて、実際に試してみて、ハマったのか、ハマらなかったのか、結果を体験することも非常に楽しいです。
自分では思いつかないような試みのヒントが本にはあります。

他にも読んだ本がありますので、少しずつレビュー記事を投稿していきたいと思います。

マンガでよくわかるアドラー流子育て

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です